米アップル(Apple)は22日、iPoneの次世代モデル『iPhone 3G S』の販売台数が発売から3日で100万台を突破したと発表した。 またスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)最高経営責任者(CEO)の公式コメントを、同氏が病気療養のため休暇に入った今年1月以降として初めて発表した。 アップルによるとiPhone 3G Sの販売台数は19日の発売から21日までに100万台を突破したほか、iPhone向け次世代OS『iPhone OS 3.0』も17日のリリースからの5日間で600万人がダウンロードした事を明らかにした。 ジョブズ氏はわずか2文の短いコメントの中で、『顧客の支持のおかげで、iPhoneは成功している。アップルの画期的なオンラインストア[App Store]では、5万種以上のアプリケーションが購入可能で、iPhoneの勢いはこれまで以上に強力なものになっている』と語った。
ジョブズ氏のコメント発表に先立ち、米ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)紙は20日、ジョブズ氏が約2ヶ月前にテネシー(Tennessee)州で肝臓移植手術を受けていたと報じていた。 同紙によると、ジョブズ氏の術後の経過は順調で、職務への復帰は予定通り6月中になるとしている。
アップルは、ジョブズ氏のコメントが療養休暇の終了を意味するのかどうかについてはあきらかにしていない。